MacBookでubuntu
はじめに
このページはMacBookでubuntu(Feisty)を動かしたときのメモです。
インストール
一番の難関です。頑張ってクリアしましょう。
BootCamp?のインストール
BootCamp?をダウンロード、インストールします。BootCamp?でMacのパーティションを分割し、Ubuntuインストール用の領域を作成します。
rEFItのインストール
MacBookはBIOSの代わりにEFIを利用してOSをブートします。EFIに対応していないOSをブートすることができません。rEFItを利用すると、疑似的にEFIがBIOSをエミュレートし、EFIに対応していないOSをブートすることができるようになります。rEFItをインストールし、CD-ROM、ハードディスクからUbuntuを起動できるようにします。
Ubuntuのインストール
CD-ROMを入れ、Ubuntuをインストールします。インストールが終わったら、gptテーブルの同期化を行います。これを行わないと、rEFItからubuntuをブートすることができません。
$ mkdir /target $ mount /dev/sda3 /target $ sudo chroot /target apt-get install refit $ /target/sbin/gptsync /dev/sda
GNU Partedを利用し、ubuntuをインストールしたパーティションからbootできるようにします。
$ sudo parted (parted) select (parted) print ディスク /dev/sda: 120GB セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B パーティションテーブル: gpt 番号 開始 終了 サイズ ファイルシステム 名前 フラグ 1 20.5kB 210MB 210MB fat32 EFI system partition boot 2 210MB 64.6GB 64.4GB hfs+ Customer 3 64.8GB 91.6GB 26.8GB ext3 Linux boot 4 91.6GB 120GB 28.4GB Windows (parted) set 3 boot on (parted) wwwquit $
これでUbuntuがブートできるようになりました。
設定
無線LAN
MacBookはAtherosの無線LANデバイスを利用していますが、残念ながらLinuxで動作させることはできません。ndiswrapperを利用すると、WindowsXP用のドライバをLinuxで利用することができるので、それを利用します。MacBookとThinkpadが同じAtherosの無線LANデバイスを利用しているので、下記のURLからThinkPad用のドライバをダウンロードします。
ndiswrapperとThinkpadのドライバを解凍するためにwineもインストールしておきます。
$ sudo apt-get install ndiswrapper-utils-1.9 wine $ wine 7iwc21ww.exe
ドライバのインストール画面が表示されるので、インストールします。下記のディレクトリにWindowsXP用のドライバがインストールされているはずです。
- ~/.wine/drive_c/DRIVERS/WIN/WLLANATH/WINXP_2K
$ cd ~/.wine/drive_c/DRIVERS/WIN/WLLANATH/WINXP_2K $ sudo ndiswrapper -i NET5416.INF $ sudo modprobe ndiswrapper $ sudo ndiswrapper -m
これで、無線LANが利用できるようになりました。