wiki:linux/vmware

vSphere Hypervisor 5.1u1メモ

vSphere Clinetでデータストア作成ができない

vSphere Clientを日本語環境で利用した場合、データストアを作成するときに、

vSphere Clientで内部エラーが発生しました。
詳細:入力文字列の形式が正しくありません。

と表示され、データストアが作成できません。その場合、-locale en_US オプションをつけて起動するとデータストアが作成できるようになります。

sshでリモート管理

vSphere Hypervisorはsshでリモートのマシンからログインしてシェルで管理することもできます。sshは初期状態では無効になっています。sshを有効にするには、

vSphere Hypervisorのコンソールから「F2」キーでログインし、「Torubleshooting Mode Options」から、

  • ESXi Shell
  • SSH

を有効にすると使えます。

Nested VMs

vSphere Hypervisor上でKVMやVMWare自身の動作確認を行うことをVMの上でVMを動作させるという意味でNested VMと呼ばれます。 vSphereでNested VMを利用できるかどうかは、下記のURLにアクセスし、nestedHVSupportedの項目をチェックすることで 確認できます。

  • https://(vSphere HypervisorのIP)/mob/?moid=ha-host&doPath=capability
nestedHVSupported	boolean	true

/etc/vmware/config に

vhv.enable = TRUE

を追記してvSphereを再起動する。

VM作成時に仮想ハードウェアに「Virtual Hardware 9」を指定

VMware Playerメモ

仮想ディスクイメージの縮小

可変長(シンプロビジョニング)で仮想ディスクを作成する使っているうちにディスクサイズが大きくなる。 ここで、OS上のファイルを削除してもディスクサイズは小さくならない。

OS上で空きディスク領域を0で塗りつぶし、VMwareのディスクユーティリティで圧縮することによりディスクサイズを小さくできる。 例えば、0で塗りつぶすには、次のようにする。

# cat /dev/zero > zero.fill;sync;sleep 1;sync;rm -f zero.fill

VMWareイメージファイルの作成

※以下の記事はobsoleteです。最新のVMware PlayerはGUIでイメージを管理できるため必要ありません。

vmxファイルは、VMWareの設定が記述されたファイルである。VMWare Playerを利用した場合、vmxファイルはGUIで編集できないため、手で設定ファイルを記述する必要がある。

VMWareのイメージディスクを作成するには、qemuに付属するqemu-imageコマンドを利用するとよい。

$ qemu-image create -f vmdk vmware.vmdk 10G

vmxファイルの作成

VMの設定を記述した次のようなvmxファイルを作成します。

config.version = "8"

# 仮装マシンのHDイメージ
ide0:0.present = "true"
ide0:0.fileName = "vmware.vmdk"

# CD-ROM
ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "auto detect"
ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
ide1:0.autodetect = "TRUE"


# floppy
floppy0.present = "false"
floppy0.fileName = "A:"

# ethernet
ethernet0.present = "true"
ethernet0.connectionType = "nat"

# Sound
sound.present = "true"
sound.virtualDev = "es1371"
sound.autoDetect = "true"
sound.fileName = "-1"

# 仮装マシンに割り当てるメモリのサイズ
memsize = "256"

CD-ROM

マシン上のCD-ROMをVMWare上のOSから直接利用するには、次のように記述する。

ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "auto detect"
ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
ide1:0.autodetect = "TRUE"

ホストOS上のisoイメージを利用するには、次のように記述する。

ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
ide1:0.fileName = "/home/okamototk/ubuntu-6.10.iso"

メモリサイズ

256Mbyteを指定するには、下記のようにする。

memsize = "256"